玄関前から南を見る。1階でこの豊かな眺望です。鳴滝は音戸山の緩やかな傾斜地に位置しているので、市内ですが緑にあふれた眺めを手に入れることができます
京都市内でも比較的素朴な風景が残る、右京区は嵯峨野鳴滝エリア。一際眺望に優れた物件が出てきました。
右京区嵯峨野というと、池に突き出た月見台などのある大覚寺、広沢池などが有名です。もう少し西に足を伸ばせば百人一首にも詠まれた小倉山。嵐山界隈も広がっています。
物件はちょうど広沢池の東辺り。京北へ抜ける周山街道が始まるところなので緩やかな丘陵地となっています。この辺は古くから造園業をされている方の家や畑(植栽を育てている土地のこと)が多く、緑が多いことが特徴です。物件前南側周辺も市街化調整区域となっているため、将来マンションが立って眺望が損なわれてしまう事もないのが嬉しいです。
敷地は道路の北側の斜面地に位置しており、高低差も結構あります。その為家に入るには階段もしくは坂道を歩く必要があります。車も一台停めれますが、坂道が急な為車高が高い車が良さそうですね。家の北側も急な斜面となっています。
建物は敷地に対してゆったりと建っており、西側には小ぶりな家庭菜園ができるスペースも。日当たりが抜群なので色々楽しめそうですね。道路との高低差のおかげで、車の往来の心配も目線の心配も皆無というのがいちばんのメリットでありデメリットと言えそうです。
メインの建物は木造2階建て。東西に長く、中央の廊下を介して各部屋に入る昔ながらのプランです。荷物がまだ多かったのでその雰囲気を伝えるのが難しいですが、サザエさんやのび太くんの家のようなえもいわれぬ郷愁感が漂っています。町家ほど古くなく、でもおばあちゃんちを思い出せるくらいの絶妙な塩梅の安心感。この雰囲気を生かしてリノベーションしたいところですね。和室が好きな方なら水まわりの改修程度でいけそうです。
気をつける点としては、斜面地での眺望の代償としての毎日の階段登り降り。またがけ条例に該当しているので、建替えの際は制限があり擁壁などの協議が必要となります。
程よい緑に囲まれて、南に眺望がひらけた場所で、懐かしい雰囲気の家でいい生活。ちょっと気になりませんか。是非。
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- 価格
- 7,600万円
- 建物面積
- 105.16㎡
- 管理費
- なし
- 修繕積立金
- なし
- 所在地
- 京都市右京区山越巽町11-35、11-14
- 交通
- 山陰本線「太秦」駅 徒歩13分/京福北野線「鳴滝」駅 徒歩7分
- 建物構造
- 木造 2階建て
- 所在階
- 1,2階
- 築年
- 1962年
- 土地権利
- 所有権
- 敷地面積
- 365.40㎡
- 都市計画
- 市街化区域
- 用途地域
- 第一種低層住居専用地域
- 建蔽率/容積率
- 30/60
- その他費用
- 設備
- 電気/上下水道/個別プロパン/
- 備考
- 地目:宅地/私道負担:有り(東側)/現況:空室/引渡時期:相談/敷地面積の最低限度100平米/鳴滝音戸山特別修景区域/がけ条例/増築未登記有/売主の契約不適合責任免責/10m高度地区/風致地区第二種地域/宅地造成工事規制区域//庭付き/駐車場あり/住居兼事務所可
- 取引態様
- 媒介
情報修正日時:2025年1月27日
情報更新予定日:2025年3月9日
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。
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