シンボルツリーとみんなのリズム

大きなシンボルツリーの緑が住む人を出迎えてくれる築古マンション。今回は全居室がバルコニーに繋がっていて、明るい雰囲気が素敵な部屋が空いたとの事でお伺いしました。

コンクリートだらけの市街地のド真ん中にある巨木は、この木があるからここに住んでますって人もいるくらいで、住人だけじゃなく昼食に向かうビジネスマン達にも少なからず癒しを与えているはず。

これまでにも何度かご紹介してきた建物ですが今回は5階の1室。過去にご紹介したようなインパクトのある改装内容というよりも一般的なスタイルですが、この部屋ならではの落ち着きと穏やかさが感じられる空間に仕上がっています。

間取りは中央にリビング、その両サイドに個室が配置されていて、自然とリビングダイニングに集まりやすそうな構成です。プライベートな空間もしっかり確保されているので、和気あいあいとできる場所と、各々の時間を大切にできる場所、ちょうどいい距離感でそれぞれの生活リズムに合わせた使い分けがしやすそうです。

西側の洋室には、入口とは別にルーバーの扉が設けられていて、リビングに繋がるウォークスルークローゼットが配置されています。2人分の衣類に加えて、日用品や季節物などの荷物もある程度収納できそうな広さがあるのは嬉しいポイントかと。

そして、全室バルコニーに面しているので明るく、風通しもよさそう。京都中心地では密集して建物が建っている事が多いので珍しい環境ではありませんが、隣の建物はちょうど目線が合うくらいの高さで、距離も少々近め。なので、すかっと感は控えめです。ただ、太陽を遮るほどの高さではなく、バルコニーも南側にあるのでそれほど気にならないかも。

何より全てにおいて周辺の便利さは間違いないロケーションで、祇園祭の時には物件の目の前に白楽天山が建つので、より一層京都の夏を体感できる特典付き。