外観門を見る。敷地内にも木々が生い茂っています。森に包まれる日々
毎日の通勤路を哲学の道で、物思いにふけながら。これ以上に京都らしく京都を味わえる住環境はないでしょう。
20世紀初期の哲学者である京都大学教授の西田幾太郎が、毎朝この道を歩いて思想に耽っていたことから命名された「哲学の道」。水の音が聞こえ、風に揺れる木々の音、虫の声。せせらぎ傍の木陰は散歩するには絶好のシチュエーションです。そんな哲学の道沿いで生活できるおうちのご紹介です。今回は約2年の短期契約とはなりますが、家具付きという好条件。京都に移住したい。家が欲しいと考えている方に是非お勧めしたいです。
京都市は、盆地の中の小さいエリアながら場所ごとに個性が全く異なってきます。ネットや文献などで調べても、わからないのはその場所の空気感。それはある程度の期間暮らさないと見えてこないものです。それならば家を買う前にまず借りて暮らすというのも正しい選択の一つとして考えることができます。哲学の道は南北に長く、銀閣寺エリアからスタートして最近賑わいを見せる浄土寺エリアを抜け、南禅寺岡崎エリアまで伸びています。この周辺で本気で物件を探されている方には一考の価値ありです。
建物はRC造の2階建て。建築家がビシッと設計したであろうキレのあるおさまりが各所にあります。哲学の道側はすべて木製建具で納めており溢れる緑との親和性が素晴らしいです。メインリビングは玄関から土間続きのタイル貼。元々の施主はお庭をとても大事にされていたようで、外部空間との関係性を最重要視して空間が構成されています。吹き抜けのあるリビング横には小上りで和室空間もあり。ここで庭を見ながらお茶したら至福だろうなぁと夢想してしまいます。
2階は吹き抜けをまたいで南北に二部屋。夫婦二人で暮らし、たまに友人を呼んでにぎやかに週末を過ごす。そんな暮らしが似合う作りですね。特筆すべきは2階の寝室。窓の切り取り方も素晴らしく、外からの視界は遮りながらも緑はふんだんに取り入れることができる絶妙のサイズ感。そして天井は取り込んだ緑を柔らかく反射できるように柔らかく傾斜がついています。朝起きたら窓から見える緑と室内に反射した緑に包まれ至福の目覚めを享受することができるでしょう。
注意点としては、今回は約2年の短期契約であること。基本的には家具付きであること(内容は応相談となります)。となります。
京都暮らしを夢想されている方へ。2年だけの最上級の滞在を是非。
お気に入り
- 賃料
- 30万円
- 建物面積
- 106.98㎡
- 敷金
- 1ヶ月
- 礼金
- 1ヶ月
- 償却
- なし
- 管理費
- なし
- 所在地
- 京都市左京区鹿ケ谷寺ノ前町10-1
- 交通
- 京都市バス「上寺ノ前」停 徒歩3分/京阪電鉄鴨東線「出町柳」駅 徒歩39分
- 建物構造
- 鉄筋コンクリート造 2階建て
- 所在階
- 1、2階
- 築年
- 1998年
- 設備
- 電気/上下水道/都市ガス/ガス給湯器/エアコン/照明器具/カーテン/
- 備考
- ペット不可/定期借家契約(期間:2年/再契約:不可)/暖炉付き/家具付き(応相談)/保証会社加入要/短期契約希望/要火災保険契約
- 取引態様
- 媒介
情報修正日時:2025年6月23日
情報更新予定日:2025年7月16日
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。
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