通るたび整う空間

京都の中心、六角通沿い。買い物や食事に困らない、にぎやかな通り沿いに建つマンションですが、エントランスをくぐった瞬間、不思議と空気がやわらかくなるのを感じました。

共用部に足を踏み入れると、「あれ？これ、普通のマンションだよね？」と、思わず立ち止まってしまう。
重厚感のある素材づかいに、どこか懐かしさを感じるレトロなディテール。派手さはないけれど、ひとつひとつにきちんと手がかけられていて、まるで小さなホテルのような雰囲気が漂っています。暮らしの出入り口がこんな空間だと、それだけでちょっと気分が整う気がします。

お部屋は1SLDK。ひとりならゆったり、ふたりでも心地よく暮らせるサイズ感です。リビングと寝室、そしてサービスルーム付き。間取りはすっきりしていて、家具の配置にも悩まず、暮らしやすさは十分。とはいえ、部屋そのものには際立った個性があるわけではありません。内装もごくプレーンで、機能的なつくり。だからこそ、この空間をどう使うか、どんなふうに自分らしく整えていくかは、住む人に委ねられています。キッチンは広すぎず、狭すぎず。動線が素直で、日々の料理にストレスのないサイズ感です。ベランダは北向きで、日差しはやわらかめ。洗濯には問題なさそうですが、ハトの訪問には少し注意が必要かもしれません。また、ベランダ越しに隣のマンションが近いため、視線が気になる場合はグリーンや目隠しでの調整がおすすめです。

建物のすぐ前には、小さな公園もあります。ベンチに座ってひと息ついたり、散歩の途中に立ち寄ったり。出かけるまでもないけれど、ふと気が向いたときに立ち寄れる距離感が、暮らしをやさしく支えてくれます。

また、このお部屋は事業用としてのご利用もご相談可能です。その場合は契約形態や条件（定期借家契約・敷金の増額・賃料への消費税加算など）が異なりますので、用途に応じてお気軽にご相談ください。