そっとひらけた仕事場

日本最古の花街で有名な島原。その近くの住宅街にある路地中に並ぶ木造平屋建て。路地内では住民の暮らしが垣間見え、どことなく懐かしさを感じる空気感が漂ってます。

実は同じ路地内で少し前に今回同様の改装をした物件があり、こちらは既に入居済となっていて、今回はその第2弾が完成したという事で早速見に行ってきました。現地でオーナーさんの到着を待ってる間にも早速近所のおばちゃんと出くわし何気ない会話を交わましたが、すごくウェルカムな印象だったように思えます。

さて、物件の内容ですが、梁や柱などの躯体を残し約20帖弱の土間が広がるガランとした自由度の高い空間です。内装も至ってシンプルなので、什器を設置したり、梁に植物を掛けたりして使う人の好みに合わせた彩付けができそうな内容です。また特別陽当りが良い訳ではないですが、小ぶりの天窓や大きめにとった開口部からやんわりと自然光が入ってくるので、仕事をするには適度な採光具合かも知れません。

あと路地に面したカウンターだったり、ミニマルですがガスコンロ（2口）やエアコンまで設置済なので、最小限の準備で使い始めることができる点はすごく有難いポイントかと。ただ冬場の寒さ対策はしっかりと行った方が良さそうです。

業種はオフィスやショップ、アトリエとしても利用可能ですが、近隣は住居が大半なので大きな音や匂いが出る内容は避けた方が良いと思います。

ちょうどこんな感じの自分の城を探してたって方！周辺環境も含め是非一度ご覧ください。