ラフとの調和

ラフだけれども決してラフ過ぎない、かといってシュッとキメ込んで堅苦しくもない。そんな肩の力を抜いて仕事に専念できそうな調和のとれたテナントの募集。

場所は堀川通沿いで、南に堀川商店街が、北には堀川新文化ビルヂングがあり、じわじわと盛り上がりつつあるエリアで、1階ではパン屋さんがいい香りを漂わせ、2階には現在コーヒーショップが開業予定だそう。ついつい朝早めに来ちゃいそうな組み合わせです。他にも多種多様な業種のテナントが集まっている5階建レトロビルの最上階に所在。

以前紹介した時は4、5階をはしごで繋ぎメゾネット仕様だった部屋。今回はしごだった部分を閉じ、隣り合う2部屋の壁を抜きました。床材には足場板、そして所々に走る露出管が程よくラフさを演出し、白くペイントした壁面に青い玄関扉が差し色になっていて、その色味によって適度なバランスがとられているのかもしれません。水回りも清潔感がありシンプルなデザイン。ミニキッチンはちょっとお茶を淹れたり、ちょっとした洗い物には十分なサイズ感です。

募集の区画までは、パン屋さん横手の鉄格子から入り、5階までは階段のみですので軽い運動と考え頑張りましょう！なお駐輪スペースは2階の踊り場となります。外に置く時のそわそわ感がないのは嬉しい点です。自転車を上げる際は手すり下に自転車用のレールがあるのでご安心ください。

用途としてはアトリエや事務所として使用するとかっこよさそうです。第三者の出入りがある業種だと内容により相談が必要ですが、片方をオフィスとして、そしてもう片方を何かの教室などとして利用するのも面白そうですし、店舗も可能です。