カジュアルなエリアへようこそ

京都で最もカジュアルなエリア。っと勝手に自分で主張しているだけですが、僕たち京都R不動産が拠点を構える京都中央卸売市場の場外エリアに、手頃な物件が出ましたのでご紹介させていただきます。

"カジュアル"とはどういう意味？ということなんですが、「気軽な」「堅苦しくない」といった意味合いで僕は使っています。

エリアは梅小路、とか、丹波口、と言われる場所で、京都への入口を指す"〜口"という地名(他に、鞍馬口、粟田口、鳥羽口など多数の地名が存在)から昔は中心部から外れた場所だったことがわかります。京都に住むときにどうしても「歴史」や「伝統」を重んじたり、なんてことに気を揉まれる方も多いかと思いますが、このエリアは昔も今も人や物が集積し、ワイワイと働く人たちが集まるエリアなので、その分気楽です。

京都R不動産をこの場所でスタートしてから、約8年。早朝から動き出す賑やかなオンの時間と、市場が終わった後に静まり返ったオフの時間、二面性を持ちながら京都の中ではなかなか見られない大型の倉庫物件が溢れている特徴的なエリアに惹かれて、さらにエリアが楽しくなればいいなとエリアリノベーション的なことも続けてきました。

たくさんの友人達の協力を得て、今では3Dプリンターのショールームやロボットアームのスタートアップ、シェアハウスやアートホテルやクラフトビールの醸造所などが移転してきて勢いを感じます。

今回ご紹介する物件は、まさにそんなエリアのど真ん中にあります。京都でよく見かける少し古い木造物件ですが戸建てのある程度広い賃貸を探している方には嬉しい約90㎡。

1階を作業場やアトリエにしつつ、2階をプライベートな空間にもできます。水回りも最低限整えられているので詳しくは写真をご覧いただければ。

内装で目を惹くのは、随所に散りばめられているかわいいガラスの数々。今となっては見つけるのが大変なほどいろんなバリエーションのガラス窓があるので気分をあげてくれそうです。1階は全体的には暗い印象ですが、西側の道路に面したところは光が入ってきますし、2階は東西の窓を開ければ気持ちのいい風が入ってきます。

前道は私道で住民以外は通りませんし、車もほとんど通らないので安心ですね。賑やかなエリア、と書きましたが、今回のこの物件の前道は静かです。


そして最後にもう一つ朗報を。この物件の家賃は6.5万円。街中ならあと2,3万円しそうな物件ですが、今回家主さんのご好意でこちらの条件で募集できる運びとなりました。2人で住むこともできるので俄然検討に入ってくるのではないでしょうか。是非お問い合わせお待ちしております。